「信頼」とは?英語の訳語とニュアンスの違い(1)
こんにちは、富士榮です。最近トラストの話ばっかりやっているので色々と文献をあたったりしているのですが、「信頼」という言葉や「トラスト」という言葉の定義や類義語との使い分けが様々すぎてモヤモヤしています。ということで、困った時はOxford English...
View Article「信頼」とは?英語の訳語とニュアンスの違い(2)
こんにちは、富士榮です。引き続き「信頼」という言葉についてみていきましょう。今回は「Confidence(名詞)」をみてみたいと思います。引き続きOxford English DictionaryとDeepLを使っていきます。Confidence(名詞)1. The mental attitude of trusting in or relying on a person or thing;...
View ArticleOpenID Federation Implementer's draft 4の承認、早くもDraft 37の公開
こんにちは、富士榮です。先日までImplementer's draft 4のVoteが行われていたOpenID Federationですが、7月24日に無事に承認されました。Fourth Implementer’s Draft of OpenID Federation...
View Article選択的開示に関するReview論文を読む(5)
こんにちは、富士榮です。引き続き選択的開示に関する調査論文を読んでいきます。Selective disclosure in digital credentials: A...
View Article選択的開示に関するReview論文を読む(6)
こんにちは、富士榮です。引き続き選択的開示に関する調査論文を読んでいきます。Selective disclosure in digital credentials: A...
View Article複数のウォレットをiPhoneにインストールすると困る話
こんにちは、富士榮です。先日のMyData JapanカンファレンスではDataSignさんが提供されているOWND Walletへの入場証の発行が可能なことが現地では話題になっていました。当日のセッションでも代表の太田さんからはオープンソースであるOWND Walletのコードを使ったVESSさんのVESS...
View Article最新のガートナーのプライバシーに関するハイプサイクルではゼロ知識署名が廃れそうになっている?
こんにちは、富士榮です。なかなか挑戦的な調査レポート(というかハイプサイクル)がガートナーから出てきてザワザワしていますね。Gartner's latest Privacy Hype Cycle has a controversial take on Zero-Knowledge Proofs; they are now obsolete.I wonder what the ZK community...
View Articleデジタルクレデンシャルによる「本人確認」と「身元確認」
こんにちは、富士榮です。「クレデンシャル」という言葉も色々と定義がブレブレだという大きな課題はあるものの、さまざまな証明書をデジタル化(クレデンシャル化)するムーブメントの中では更にわけがわからないことになってきていますので、そろそろ定義をちゃんとしていかないといけない時期にきているわけです。OpenArtに「Digital Credential, National...
View Article次回のIIWの前日のOpenID Foundation Hybrid Workshopの登録が始まりました
こんにちは、富士榮です。毎回、IIW(Internet Identity Workshop)などのイベントと併せて開催されるOpenID Foundation Hybrid...
View Article選択的開示に関するReview論文を読む(7)
こんにちは、富士榮です。引き続き選択的開示に関する調査論文を読んでいきます。Selective disclosure in digital credentials: A...
View ArticleEntra Verified IDの顔マッチング機能が正式リリース(こんどこそ)
こんにちは、富士榮です。Entra Verified IDのFace check機能の正式リリースについて先月書きましたが、アナウンス的にはEntra Suiteが正式リリースでFace check自体はPublic...
View Article選択的開示に関するReview論文を読む(8)
こんにちは、富士榮です。引き続き選択的開示に関する調査論文を読んでいきます。Selective disclosure in digital credentials: A...
View Article端末がパスキーにどこまで対応しているか確認する方法
こんにちは、富士榮です。パスキーのテストをする際によく使うpasskeys.devに、端末(プラットフォーム・ブラウザ)がどんな機能をサポートしているのかを確認するためのページができています。WebAuthn Features and Capability...
View Article大学ICT推進協議会(AXIES)の参加申し込みが始まっています
こんにちは、富士榮です。大学ICT推進協議会(AXIES・アクシーズ)の参加申し込みなどが始まっていますね。https://axies.secretari.jp/conf2024/いやぁ、奈良すぎる。ということで今年は奈良ですね。(去年は名古屋だった)アイデンティティとの絡みで言うと、AXIESの中の認証基盤部会が毎年学術機関におけるデジタルアイデンティティについてのトレンドやあり方について発表して...
View Articleパスキーはエンタープライズで使えるのか?
こんにちは、富士榮です。先日、IDProで紹介されていた記事を見つつ以下のポストをしました。パスキーはパスすべきなのか?結局パスキーはパスすべきなのか?記事の中では同期ファブリックの安全性や互換性に関する課題が指摘され、デバイス紐付けパスキーという選択肢やUniversal Credential...
View Articleそう言えばAXIESでアイデンティティに関する勉強会をします
こんにちは、富士榮です。先日、大学ICT推進協議会(AXIES)の年次大会の話をしましたが、そちらに先行して(?)アイデンティティの勉強会が開催されます。大学の認証基盤といえばSAML、Shibbolethなのですが、そろそろOpenID Connectに対応すると言われて久しいShibbolethが本当に対応するのかどうかは置いておいて、アカデミアでも使うサービスがOpenID...
View ArticleNIST SP800-63-4のSecond Public Draftが出てきました
こんにちは、富士榮です。すでにあちこちで書き込まれているので今更私が書くこともありませんが、みんな大好きNISTのデジタルアイデンティティガイドラインであるNIST SP800-63-4 SPD(Second Public...
View Articleマイナンバーカードを読み取るアプリがいっぱい
こんにちは、富士榮です。デジタル庁からマイナンバーカード対面本人確認アプリがリリースされましたね。https://services.digital.go.jp/mynumbercard-check-app/そういえばこの手のアプリって大量に出回っている感覚があったのでAppleのAppStoreを探索してみました。いっぱい出てきた・・・(順番などに他意はありません。適当に探索したのでカバーできている...
View Article犯罪収益移転防止法施行規則の改正に関するパブコメが募集されています
こんにちは、富士榮です。警察庁から犯収法(施行規則)の改正に関するパブコメ募集が始まっています。期間は8月23日〜9月24日ですので、KYCとか本人確認に関与している人たちはコメントしましょう。https://www.npa.go.jp/news/release/2024/20240823.html中を軽く見てみると「マイナンバー法等の改正等に伴う犯収規則等の改正」となっているので、ざっくりいうと、...
View ArticleShared SignalsのImplementer's Draftが承認されました
こんにちは、富士榮です。少し前にPublic ReviewとVoteが行われていたShared SignalsのImplementer's Draftが承認されています。OpenID...
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